このたびnanacihiで公開イベントをしていただけることになりましたので,お知らせいたします。
(本記事内の全画像は,ボランティア活動中に許可をいただいた物に限り掲載しています。)
昨年多大な被害をもたらした,西日本豪雨災害。
特に被害が大きかった「岡山県倉敷市 真備地区」にて
災害直後から今日に至るまで,アロマボランティアを続けている
十時奈々さん(nanaichiではおなじみのセラピストさんです)。
そんな十時さんに,ご自身の体験を踏まえ,
セラピストさんに向けた災害アロマボランティアについての講座を開催していただきます。
以下,十時さんからのご案内を転載いたします。
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【災害アロマを知ろう!学ぼう!】
台風15号や19号など、あちこちで災害が発生していて、心が苦しくなります。
去年、西日本豪雨災害で倉敷市災害ボランティアセンターで救護や被災者支援を経験しました。
また、アロマセラピストと共にサロンなどで今も活動しています。
被災地支援をする中で、看護師として地域で働いていた経験もふまえ、医療専門職だけでは、地域に入ってニーズを引き出したり見つけてくるのは難しく、アロマセラピストの担う役割は大きいなと感じています。
今回勝手ながら、アロマセラピストに災害時もっと活躍してほしいとおもい、
アロマセラピスト向けに、災害支援についての勉強会を企画しました。
私自身、去年の災害支援に入る前までは、
○災害ボランティアセンターってなに?そんなものが立ち上がることすら知らない
○災害時、行政や地域はどう動いているの?
○ボランティアするにはどうしたらいいの?
○ボランティアしてみたいけど、私なんかがいってもいいの?
○被災地にいってもわたしなんかなんの役にも立たないんじゃないか。逆に迷惑をかけてしまうかも
そんなことを思っていました。
実際、被災地で活動してみて感じたことは、
「誰にも”役割”があること」
です。
そして、いろんな方とのつながりが大切だと言うことを肌で感じました。
明日は我が身ではないですが、自分の地域で何か起こったときにできることがある。
他の地域のお手伝いに行き、学んでおくというのも、防災につながると思います。
【スケジュール】
午前の部(10時~12時)では,
・災害ボランティアセンターのしくみ
・災害が、起こったときの行政や地域の動き
について,実際に行動した内容などからお伝えをいたします。
午後の部(13時~15時)では,
・アロマセラピストが知っておきたいこと
・ボランティアをするには
・ボランティアの心得
・ボランティアを経験して
など,具体的な内容についてのお話をしたいと思っています。
明日何かあってもすぐ動けるように。
アロマセラピストができることをもっと広げていきたいと思います。
【講師プロフィール】
十時奈々(ととき なな)
看護師、ケアマネ、英国IFA認定アロマセラピスト
2017年10月より、コミュニティナースとして岡山県の中山間地域で活動。
その際中に、西日本豪雨災害が発生。
発災3日後より、倉敷市災害ボランティアセンターでの救護班を任命される。
1日のボランティア数が3000人を越えるメガボラセンで熱中症の方の予防救護だけでなく、地域住民の声も拾い、必要な所へつなげていくことを行う。
その後も岡山NPOセンターの被災者支援班として地域に入り、ニーズから医療だけでなく社会資源へもつなぐ役割を担う。
【開催概要】
●日時
2019年11月16日(土)
10時〜12時: 災害時の仕組みや動きについて
13時〜15時: アロマボランティアについて
●場所
nanaichi(東京都練馬区 西武池袋線大泉学園駅から徒歩約5分)
お申し込み後にお知らせします。
●持ち物
・筆記用具
・飲み物,軽食(通しでご参加の方)
●ご参加費
・午前のみ:3,000円
・午後のみ:3,000円
※午前・午後両方ご参加の方は5,000円
※当日お支払いください。
【お申し込み・お問い合わせ】